BSA 点火タイミング調整
点火タイミング調整
WEBでもユーチューブで調整方法が検索できます。
ありがたい。
1、マグネト―をギアに固定してあるナットを緩めてフリーにする。
(テーパーからギアを抜くには専用の工具を使用する)
2、ポイントギャップを0.3mmに調整する。
3、シリンダーヘッドのボルトを外し、パーツクリーナーのノズルを差し込み、
ピストンの圧縮上死点と上死点より手前11.1mmの2箇所に印を付ける。
(WEBでは差し込む棒が「ケバブ串」と翻訳されている)
ピストンを上下するにはギアを4速に入れてタイヤを回す。
圧縮上死点はタペットがフリーの時である。
4、圧縮上死点より手前11.1mmの位置にピストンを合わせる。
5.進角レバーを前進させる。
手前に引くことでマグネトの台座が半時計方向に動き点火時期が早くなる。
ピストンが圧縮上死点の11.1mm手前でスパークするように調整する。
6.ポイントが7時の位置がカムの谷である。
7.ポイントの接点にタバコ紙を挟んでポイントをゆっくり時計方向に回転させ、11時頃の位置でタバコ紙が解放される位置を探る。
8.この時がピストン上死点の手前7/16(11.1mm)になるよう調整する。
9.ギア固定ナットを仮固定する。
10.マグネットを台座に固定する。
11.タイヤを回転させ、ピストンが圧縮上死点の手前11.1mmの時にポイントのタバコ紙が解放されることを確認してマグネトのギア固定ナットを完全に固定する。
12.進角調整レバーを奥に戻し、タイヤを回転させ、圧縮上死点でポイントのタバコ紙が解放されることを確認する。圧縮上死点で点火することによりエンジンの始動性が容易になる。エンジン始動後に進角調整レバーを引くことで圧縮上死点の手前11.1mmでプラグが点火する。
以上は点火タイミング調整のための手順であるが、実際にはピストンのスピードに対し、点火から爆発までのタイミングは遅延するするため、圧縮上死点の手前でプラグがスパークし、圧縮上死点で爆発が起こっているらしい。この遅延を考慮したタイミングが上死点手前11.1mmということらしい。
マグネトの進角調整ワイヤーの張調整ナットによりワイヤーを引くことができ、更に点火時期を早めることが可能である。
進角レバーの引きにより、11.1mm早く点火することができることから、進角レバーを引かずに圧縮上死点で点火するように調整した方が、早すぎる調整を回避できるかもしれない。少々遅めの調整であってもワイヤーを張ることにより点火時期を早くすることが可能であることを頭に入れておくこと。
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ガソリンコック
紙パッキンを工具屋さんへ買いに行きましたがサイズが合いません。
ネットで探すとセットが安い。
たぶん使いきれませんが、たびたび買いに行くよりはいいか。
ネームプレート
ネームプレート
風切り板と呼んでいたが、旧車には付いてて欲しい。
状態が悪いので鉄板でレプリカを作ろうと考えたが、
ここに金属の刃物みたいな物を付けるのはちょっと。
100円均一でプラ製のまな板を購入。
ホームセンターでボード壁用のタップを買って来て作成。